メールヘッダとは、「誰から、どのような経路で配信されているか?」等の情報が書かれたものです。
送信者、受信者、件名、返信先等の送受信に必要な情報や送受信の際に経由したサーバなどの経路情報などが記載されています。今回は、メールヘッダの中の種類と、メールヘッダの確認する方法をご紹介します。
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メールヘッダフィールドの種類
メールヘッダには様々なフィールド(項目)があります。それぞれに意味がありますので、主要なフィールドをご紹介します。
ヘッダーフィールド | 説明 |
From | 差出人アドレス |
Sender | 実際の差出人のアドレス。From≒Senderですが、違う場合もあります。 |
To | メールの送信先アドレス |
cc | カーボンコピー(Carbon Copy)共有先のアドレス |
bcc | ブラインドコピー(Blind Carbon Copy)To、CCの宛先に知られない共有アドレス。送信者のみに表示されます。 |
Resent-Date | 転送された日時 |
Resent-To | 転送先のメールアドレス |
Resent-From | 転送者のメールアドレス |
Resent-Message-ID | 転送メールのMessage-ID |
Subject | メール件名※受信メール一覧に表示されるタイトル |
Date | メールの送信日時。通常「年、月、日(曜日)、時間(時:分:秒)」の順序で表記されます。 |
Received | メールの配信経路です。表示される順番は【Received from A by B for C】となりA、B、Cには通過したサーバーのドメイン名あるいはIPアドレス等が記載されています。 |
Return-Path | Return-Pathはメールが届かなかった場合のバウンスメールの戻り先を指示します。 |
X-Mailer | 相手が使用しているメーラー(メールソフト)が記載されます。 |
List-unsubscribe | 配信停止依頼を受け付けるURLを設けるためのものです。 |
Gmailでメールヘッダを確認する方法
Gmailを開き、メール本文を開きます。縦にマルが3つ並んでいるアイコンを押し、「メッセージのソースを表示」をクリックします。
メールのソースを開くと、上部にメールヘッダ、下部にメールボディの情報が記載されています。
Gmailの「メール送信者のガイドライン」とは?
Gmailは、2024年2月以降、Gmail アカウントに1日あたり5,000件以上のメールを送信する送信者に対し、3つのガイドラインを義務付けしました。
お使いのメール配信サービスや、システムがGmailの提唱するガイドラインに準拠出来ていない場合、メールの到達率が下がる可能性があります。
詳しい内容につきましては、下記記事でご紹介していますので、合わせてご覧ください。