コホート分析

コホート分析とは、ユーザーを特定の条件でグループ(コホート)分けし、そのグループのその後の行動を時系列で追跡・分析する手法です。

例えば、「2025年1月に新規登録したユーザー」や「最初の購入がA商品だったユーザー」といった共通の体験を持つ集団を一つのグループとします。これは、「2025年度の新入社員」というグループの、その後の定着率や昇進率を追いかける定点観測に似ています。全体の平均値だけでは見えない、「どの時期に獲得した顧客が、最も長くサービスを使い続けてくれるか」といった時間軸での変化や傾向を明らかにすることができます。

当社サービスとの関連

コホート分析は、マーケティング施策の効果をより正確に評価する上で非常に有効です。例えば、当社のCRMプラットフォーム「クライゼル」に蓄積された資料請求日といったデータを活用し、コホート分析用のデータを提供が可能です。

例えば、「Aキャンペーンで資料請求した顧客グループは、Bキャンペーンで資料請求したグループに比べて、半年後の成約率が高い」といった分析に必要な資料請求客と資料請求日を提供できます。これらの情報と実際の成約情報を掛け合わせて長期的に優良な顧客の獲得に繋がったかキャンペーンを別途明らかにします。

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