ソフトウェアやシステムを開発する手法の一つで、「計画→設計→実装→テスト」という大きな工程を一度に行うのではなく、機能単位の小さなサイクルで「計画からテストまで」を迅速に繰り返していくのが特徴です。
「アジャイル(Agile)」とは「素早い」「機敏な」という意味です。レゴブロックで大きなお城を作る時、最初に完璧な設計図を引いてから何ヶ月もかけて作るのではなく、まず「塔」だけを短期間で作り、みんなに見せて意見をもらい、次に「城壁」を、と小さな単位で開発と改善を繰り返していくイメージです。
この方法により、途中の仕様変更や予期せぬトラブルにも柔軟に対応でき、顧客にとって本当に価値のあるものを迅速に提供することが可能になります。