帰属

帰属(アトリビューション)とは、マーケティングにおいて、顧客が商品購入などの成果(コンバージョン)に至るまでに接触した、複数の広告やチャネル(メール、SNS、検索など)が、その成果に対してどれだけ貢献したかを評価し、貢献度を割り当てる考え方です。

これは、サッカーのゴールを、最後にシュートを打った選手だけの功績にするのではなく、その前に決定的なパスを出した選手などの貢献も評価するのに似ています。最終クリックだけでなく、認知のきっかけとなった最初の広告なども評価することで、各マーケティング施策の効果をより正しく測定することを目指します。

当社サービスとの関連

当社の「クライゼル」や「autobahn for AppExchange」で配信されるメールマガジンやステップメールは、顧客の購買プロセスにおける重要な接点の一つであり、帰属(アトリビューション)分析における評価対象となります。

例えば、初回接触は広告でも、購入の最後の決め手となったのがリマインドメールであった場合、その成果の一部はメール施策に「帰属」します。メールの開封やクリックといったデータの計測・分析は、メールが顧客の意思決定に与えた影響を可視化し、マーケティング全体の予算配分を最適化するための判断材料になります。

サービス資料のダウンロードはこちらから