トレーサビリティ

トレーサビリティとは、製品や食品などが、「いつ、どこで、誰によって作られ、どのような経路で流通してきたか」を、生産から消費までの各段階で追跡(トレース)できる状態にあることです。「追跡可能性」とも訳されます。

スーパーで売られている野菜に、生産者の顔写真と名前、畑の場所が書かれたシールが貼られているのが、身近な例です。消費者は、その野菜がどのようにして自分の手元に届いたかを知ることができ、安心して購入できます。また、万が一品質に問題が発生した際に、原因を迅速に特定することにも繋がります。

当社サービスとの関連

当社のサービスにおいては、お客様や社内担当者が行った操作や、データの変更履歴を追跡・記録できる「監査ログ」機能が、このトレーサビリティの考え方に関連します。「クライゼル」では、どの担当者が、いつ、どの顧客情報を閲覧・変更したかといった操作ログを記録しています。これにより、万が一のデータ更新ミスや情報漏洩インシデントが発生した際に、原因を迅速に追跡・特定することが可能となり、システムの安全で透明性の高い運用を支援します。

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