Webフォームにおけるスパム対策についてどのようにすればいいのか、というような疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。
Webフォームを導入する企業や、個人が増加していると思いますが、それにともなってフォームでのスパム入力の問題も増加しており、悩ましい問題になっています。
そこで、今回の記事では、スパム対策についてどのようにすればいいのか、などについて説明していきますので、最後までご覧ください。
Webフォームへのスパム入力とは何か?
「スパム入力」とは、情報を受信する側の者の意思を完全に無視し、Webフォームに大量、または悪質のメッセージを入力することです。
「スパム入力」は、不特定多数の人に対して広告活動を行う際にロボットなどで、Webフォームに自動入力が可能なうえ、送信する側にとって、コストが安く済むことから悪用される機会が増加しました。
「スパム入力」の中には、入力画面に記載されたリンクをクリックすることにより、オンライン詐欺や、マルウェア感染を引き起こす恐れのある不正なサイトに誘導することを目的とするものもあります。
スパム対策の具体的方法とは?
スパム対策の具体的方法には、どのようなものがあるのか、具体的内容については以下において説明していきますので、一緒に見ていきましょう。
アドレスやドメインを指定してアクセス制限しておくこと
スパム対策の具体的方法の1つ目としては、アドレスやドメインを指定してアクセス制限しておくことが挙げられます。
スパム入力の中で、何度も送られてくることからあらかじめ特定のアドレスやドメインが判明している場合には、そのアドレスやドメインを指定してアクセス制限しておくことによって、 それらのアドレスやドメインからのスパム入力はデータとして記録されなくなります。
しかし、この方法では、あらかじめ特定のアドレスやドメインが判明している場合にしか活用できず、すべてのスパム入力に対応できない点には注意が必要です。
送信元のIPアドレスを指定してアクセス制限しておくこと
スパム対策の具体的方法の2つ目としては、送信元のIPアドレスを指定してアクセス制限しておくことが挙げられます。
上記で説明したように、特定のアドレスやドメインを指定してアクセス制限したとしても、送信元がアドレスや、ドメインなどを変更して送信すれば、再度スパム入力がされてしまいます。
そこで、簡単には変更することができないIPアドレスを指定してアクセス制限しておくことによって、そのIPアドレスからのスパム入力はデータとして記録されなくなります。
ロボットでは対応の難しい入力項目やキャプチャ認証を活用すること
スパム対策の具体的方法の3つ目としては、ロボットでは対応の難しい入力項目やキャプチャ認証を活用すること、が挙げられます。
大半のスパム入力は、ロボットによって送信されており、ロボットでは対応の難しい入力項目の設置や、キャプチャ認証などの操作をWebフォーム内に設定することによって、スパム入力を防止することができます。
入力項目の具体例としては、人間なら簡単にわかるクイズ項目を設置することが挙げられます。
ちなみに、「キャプチャ認証」とは、ロボットでは判読が困難である歪んだ文字や数字を入力する認証方法のことで、認証を受けない限り入力情報を送信することができません。
「Google reCAPTCHA」をWebフォームに実装することも有効です。
この方法を上記で説明した方法と合わせて活用することにより、スパム対策が上手くいく可能性が高くなります。
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Webフォームへのスパム入力についてのまとめ
ここまで、Webフォームにおけるスパム対策についてどのようにすればいいのか、などについて説明してきましたが、いかがでしたか。
近年Webフォームへのスパム入力の問題が増加していることから、企業のマーケティング関連の業務を円滑に行っていくためには、効果的なスパム対策を実施することが重要です。
そこで、この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にしてWebフォームにおけるスパム対策についてどのようにすればいいのか、現状のWebフォームを再確認してみると良いのではないでしょうか。