せっかくWebフォームを設置したのに、入力内容が文字化けして困っているというような悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
この記事では、Webフォームの文字化けを解消するための方法や、データ活用のためのシステムについて詳しく解説していきます。
環境文字依存のチェックができるフォーム作成ツールは「クライゼルのWebフォーム」をご活用ください。
文字化けが起こるメカニズムは環境依存文字か文字コードの違い
文字化けが起こるメカニズムには、環境依存文字と文字コードの違いの2パターンが考えられます。
ここでは、それぞれの言葉の定義や意味について見ていきましょう。
環境依存文字とは
環境依存文字(機種依存文字)とは、使用しているPCやOSによって正しく表示されない文字のことです。
入力内容の一部が文字化けしている場合は、環境依存文字が原因だと考えられます。
環境依存文字の具体例としては、囲み数字やローマ数字、単位記号、旧字体などがあげられます。
環境依存文字を使用してメールを送ると、相手のPC上ではレイアウトが崩れたり表示されなかったりしてしまいます。
そのため、ビジネスマナーとして環境依存文字を使用しないようにする必要があります。
文字化けが起こる理由
ではどうして文字化けは起こるのでしょうか。
その理由は文字コードの違いにあります。
文字コードとは、文字をコンピュータで処理するために、文字の種類に番号を振り分けたものです。
文字コードには「Shift_JIS」や「UTF-8」、「EUC-JP」などがありますが、それぞれの違いについては後ほど紹介します。
文字コードの互換性の無さが多くの文字化けを起こす
文字コードには種類があると先ほど紹介しましたが、実は全てに互換性がある訳ではありません。
そのため、「Shift_JIS」で作成したテキストデータを互換性のない「Unicode」で開こうとすると文字化けが生じてしまうのです。
Webサイトによく使われる代表的な文字コード
Webサイトによく使われる代表的な文字コードには、「Shift_JIS」や「UTF-8」、「EUC-JP」があります。
ここではそれぞれのコードの違いについて解説します。
Shift_JIS
Shift_JISとは「JIS規格」として日本語を主体に他の言語も収録している文字コードです。
Windowsが標準の日本語文字コードとして採用したことから、普及していきました。
UTF-8
UTF-8は世界で広く使用されている文字コードで、Unicode用の符号化方式です。
互換性が高いためさまざまなソフトウェアに対応しています。
また、Unicodeで何bitで表現するかによって、UTF-16などが使用されることもあります。
EUC-JP
EUC-JPは主にUNIX系のOSで使用される文字コードで元々は広く使用されていましたが、今では先ほど紹介したUTF-8に置き換わってきています。
文字化けはWebフォームからのデータ活用の阻害要因に
文字化けが起きると何が書いてあるのか読み解けないので、Webフォームで顧客情報を取得しても解析することができません。
そのため、システムとして文字化けがしない正しいエンコード処理やWebフォームにて環境依存文字を排除する仕組みを、データベースとの連携も含め当初から正しく設計する必要があります。
当社はシステムドリブンの企業であり、官公庁や金融企業などミスが許されないクライアントとも豊富な取引実績があります。
また、今までの実績から蓄積されたノウハウや知見から、文字化けのようなミスが起きない設計を行うことが可能です。
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Webフォームでの獲得情報が文字化けした場合の対処法
運用しているWebフォームで獲得情報が文字化けして困っている方のために、対処法についてご紹介します。
ただし、あくまでも可能性の一部であり、必ずしも解消される訳ではないので参考程度に活用してください。
まずは文字コードを確認して文字コードの相違をなくす
まずは対象の文字コードを確認してみましょう。
確認する箇所はheadタグ内のmetaタグ、charset属性の値です。
ここで使用している文字コードと外部のフォームメーラーの文字コード設定に違いがある場合、これが要因として文字化けを起こしている可能性がありますので、どちらかの文字コードに統一して、確認テストを行ってみてください。
formタグなど入力項目の箇所に文字コードを合致させるコードを追加する
もしHTMLでWebフォームを作っていてformタグを使用している場合には、インラインで文字コードを合致させるように、上書きする形で設定をしてみましょう。
具体的な手順としては、formタグ内に「accept-charset=””」を追加します。
そしてこの値にフォームメーラーの送信先の文字コードを入れてみてください。
javascriptなどを使って文字をエンコーディング
最後はjavascriptなどを使用して、文字コードを適宜エンコード処理してくれる機能を追加する方法があります。
フォームメーラーなどを活用している場合、文字コード設定に合わせて変換機能を作ることで対応が可能ですが、複雑な処理が必要なため作業としては困難です。
文字化けしない効率的なデータ活用のためにWebフォームからデータベースまで一気通貫
この記事では、Webフォームなどの文字化けについて詳しく解説してきました。Webフォームは顧客データを正しく収集し運用するための手段であるため、文字化けが起こるとデータ活用の阻害要因になりかねません。
文字化けを防ぐためにはコードの書き換えなどの対処療法もありますが、そもそもシステム的に防ぐことが重要です。
だからこそシステム設計に強く、Webフォームからデータベースまで一気通貫で安心して利用できる当社のサービスを検討してみてください。
また重要なのは、データの運用を前提としてシステムが構築され、セキュリティが担保されているのか?という点です。
データを受信するだけではなく、格納・活用まで見据えてデータ運用の土台を築くことが肝要です。
また、その土台の根幹となるのがセキュリティ面。
外部からの情報の入り口となるWebフォームはサイバーセキュリティリスクや情報漏洩リスクと常に隣り合わせです。
信頼性が高い、高セキュリティなWebフォーム作成ツールで、セキュアにデータを運用しましょう。
信頼性の高い高セキュリティなツールはクライゼル
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