クラウド型の業務アプリケーションプラットフォームとして多用途に活用されているkintone。汎用性と拡張性の高さが大きな魅力となっている一方で、具体的にどのような業務に活用を広げていけば良いのか迷われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回ご紹介したいのが、WebCRMツールであるクライゼルとkintoneを組み合わせた活用方法です。社内の情報の一元管理に強いkintoneと、Webフォームやメール配信機能など社外とのやり取りに強いクライゼルは、補完し合う最強の組み合わせ。
この記事では「クライゼル×kintone」の具体的な活用方法をまとめて解説します。
なお、弊社はサイボウズのオフィシャルパートナーです。kintoneの導入支援やアプリ開発も承っております。よろしければ弊社の導入支援サービスもご覧ください。
この記事のポイント
- クライゼルとkintoneを連携すれば、さまざまな業務を効率化できる
- 拡張性の高いクライゼルならどんな業務にも活用の幅を広げられる
- クライゼルのフォーム×kintoneでセキュリティの高い運用が可能
- クライゼルのアンケートフォーム×kintoneで施策のPDCAが迅速に
クライゼル×kintone連携で広がる業務の活用例
まずは、クライゼルとkintoneを連携することで、どのような業務に活用できるのか、具体的な例をあげてご紹介しましょう。
アンケートフォーム&集計レポートでアンケート分析・活用業務の迅速化
まず1つ目は、アンケート業務の効率化です。自由度の高いクライゼルのアンケートフォームと、自動集計機能を持つkintoneを連携させることでアンケートの集計・分析の手間を削減。
さらにkintone内のさまざまな情報と組み合わせることでアンケート活用の幅も広がります。
お問合せフォーム&複数アプリの管理で部署間連携の強化
2つ目はWebフォームからのお問い合わせ対応の効率化です。複数のフォームを作成できるクライゼルと、複数のアプリ(データベース)を作成できるkintoneの組み合わせなら、製品・サービスごとや、採用関連などの問い合わせ内容ごとにフォームを作成し、kintoneに自動反映することが可能。スムーズに対応できるようになります。
フォーム&帳票出力でサービスシステムの早期構築
3つ目は、クライゼルで作成した注文フォームとkintoneでの販売管理・売上管理情報を連動させたサービスシステムを構築する方法です。
kintoneの拡張機能で帳票出力までカバーすれば、一連の販売フローをシームレスにつなぐことができます。
まだまだ広がるクライゼルの拡張性による対応業務の幅
クライゼルも拡張性の高いサービスのため、他にもアイデア次第でさまざまな業務に活用が可能です。
例えば、会員限定ページの作成やメルマガの運用など、クライゼルと組み合わせればkintoneのデータベースを活用した施策を打つこともできます。新たな連携・カスタマイズにも柔軟に対応しておりますので、ご要望やご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。
クライゼル x kintone 連携の概要はこちら
クライゼルはkintoneの拡張性を圧倒的に高くする
クライゼルはCRMツールの中でも柔軟性と拡張性が高い点が大きな特徴です。
その背景には2つの理由があります。
1. Webhookというスキームを活用している
Webhookは外部サービスとリアルタイムに連携できる仕組みのこと。クライゼルのフォームは外部サービスとWebhook連携ができる機能を標準装備しており、簡単・スピーディーな連携が可能になっています。
2.自社エンジニアが用途によって都度開発
クライゼルはフォームのWebhook連携だけでなく、クライゼルAPIをご準備しています。
API連携により用途に応じて都度開発でき、基幹システムやECシステムをはじめどんなサービスにも連携ができます。
そのため、クライゼルとkintoneを合わせて利用することでどんな業務にも活用の幅を広げることができるのです。
クライゼル×kintone×フォームで高まるセキュリティ
クライゼルは拡張性が高いだけでなく、堅牢なセキュリティも持ち味。
いままで情報漏洩事故ゼロのクライゼルなら、個人情報を収集するフォームでも安心して利用できます。ここではセキュリティ面など、kintoneとフォーム連携をする際に気をつけたいポイントや、kintoneとのフォーム連携にクライゼルを活用するメリットをお伝えします。
クライゼルで作成したフォームからデータをkintoneに自動連携
クライゼルのフォームとkintoneは、Webhookを使ったリアルタイムの自動連携が可能。クライゼルのフォームもkintoneのアプリもプログラムの知識がなくても作成できる点が特徴。Webhookなら、つなぎ込みも簡単に行えます。
フォームのセキュア化は扱うデータによっても非常に重要
フォームの用途によっては、本人確認書類を添付するものなど高いセキュリティレベルが求められるものもあるでしょう。クライゼルはあらゆる用途のフォームを想定して設計されており、大事な個人情報でも安全にやり取りすることができます。
クライゼルのフォームは官公庁も導入する高いセキュリティ水準
万が一にも個人情報が漏洩することがあれば企業の存続にも関わる一大事。そのため外部から情報を集めるフォームには堅牢なセキュリティが必要です。クライゼルでは、SSL通信はもちろんのこと、IPアドレス制限やreCAPTCHA v3、機能ごとの操作権限設定などセキュリティ機能が充実。
さらにプライバシーマーク、ISMS認証など組織としてのセキュリティ対策も万全。そのセキュリティの高さから、官公庁や金融関係などでも導入されています。
kintoneへの連携で扱いやすくオペレーションへの負荷も少ない
外部からフォーム経由で情報を受け付けたら、その後は何かしらの対応が発生するもの。そこでkintoneと自動連携することでオペレーションの負荷を減らした運用方法が役立ちます。
kintoneと連携できるWebフォームは他にもありますが、クライゼルはWebフォーム・CRMに強みを持ち多機能なWebフォームを簡単に作成できる点がメリット。
またクライゼル側でフォームのアクセス分析ができるなど、フォームの運用に注力したい企業にもおすすめです。
kintone×Webフォームを自社業務で活用する方法 はこちら
クライゼル×kintone×アンケートで速まる施策のPDCA
続いては、フォームの用途の中でも課題を感じておられる企業が多い、アンケートにクライゼル×kintoneを活用する方法をご紹介します。
プログラミングスキル不要でセキュアなアンケート環境構築
アンケートフォームは短期間だけ利用したり、内容を変更しながら運用したりすることも多いもの。その都度、外部に作成を依頼するのでは時間も手間もかかり煩わしさを感じることも多いでしょう。
クライゼル×kintoneでアンケートを運用するのであれば、その心配は不要。どちらもプログラミングスキルなしでも作成ができます。
結果の集計から分析までを一気通貫に行い速い施策立案
クライゼルのアンケートフォームからkintoneへ自動連携すれば、アンケートの実施後の手間も大幅に削減できます。紙のアンケートとは異なり、回収・入力・集計まで自動。kintoneには表やグラフの作成機能も備わっていますので分析まで簡単に行うことができ、アンケート結果を受けてすぐに次の施策を打つことが可能です。
施策をすぐに実行できる安心安全なフォーム作成
アンケートは実施して終わりではなく、いかに迅速かつ的確に次の施策を打てるかが重要。そのためには上述したような簡単・スピーディーな運用が可能かどうかと、アンケート対象者のインサイトを的確に捉えられるようなアンケートを行えるかどうかがポイントとなります。
クライゼルなら条件分岐や複数ページにわたるアンケートなど、豊富な機能であらゆるニーズに対応することが可能。
また、セキュリティ対策も万全ですので個人情報を含む詳細なアンケートでも安心して利用ができます。さらに、クライゼルのメール配信機能などでリードナーチャリング(見込み客育成)まで行える点も大きなメリットと言えるでしょう。
PDCAのためのデータもkintoneで一元管理
アンケート結果をkintoneに自動連携しておくことは、アンケート後のPDCAにおいてもプラスに働きます。アンケートの結果を受けて新たに立案した施策を、いかに実行しどのような変化があったのかといった行動管理・売上管理もkintone内ででき、PDCAを可視化することが可能になります。
アンケート調査にkintoneを活用して業務効率化を実現する方法 はこちら
クライゼル×kintone×データ連携で広がる業務効率化の幅
kintoneを社内の情報を一元管理するプラットフォームとして活用している企業にとっては、データ連携で多様な業務の効率化を図れるかは気になるポイント。
ここではクライゼル×kintone×データ連携による業務改善について紹介します。
データ連携の拡張性でワークフローの要件定義から業務改善
kintoneもクライゼルも拡張性の高いサービスであるため、2つのサービスで網羅できていない業務もデータ連携によってシームレスにつないでいくことが可能です。
その際は業務の一連の流れと関連システムを整理した上で要件定義を行い、漏れや無駄がない業務フローを構築することで抜本的な業務改善につなげましょう。
kintoneへのリアルタイム連携で集計結果の活用がスムーズ
データ連携の際にはリアルタイム連携が必要かどうかも検討のポイント。
顧客など外部からアクセスがあるフォームについては、クライゼルのようにWebhookによるリアルタイム連携ができるシステムが望ましいでしょう。問い合わせからの一次対応のスピードが早くなることはもちろんのこと、リアルタイムで集計できることにより経営判断も迅速になります。
フォームの作成数による費用変動なしで用途に応じたフォームの作成
またフォームのように同じサービスを複数利用したい場合には、作成数によって費用が変動しないかもチェックをしておきたいところ。費用が変わらないサービスであれば、さまざまな用途に活用できる分、業務改善の効果も大きいと言えます。
クライゼルなら、ほぼ無制限でフォームの作成が可能。
お問い合わせフォーム、アンケートフォーム、資料請求フォーム、イベント受付フォームなど用途に応じて自由に作成できます。もちろん、それぞれのフォームから入力されたデータを格納するデータベース数もほぼ無制限に作成できます。
kintoneのアプリ間連携や、kintoneと他ツールとのデータ連携を行う方法はこちら
ここまでご紹介したように、クライゼルとkintoneを連携することで多彩な業務を効率化することが可能です。
当社がご提供するクライゼルは中央官公庁・自治体・学校・民間企業様など、業種・業態、BtoC・BtoBを問わず、1000社以上の導入実績があり、セキュリティ面でご好評いただいているシステムです。
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※サイボウズ、kintoneおよびkintoneのロゴはサイボウズ株式会社の登録商標です。
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