アンケートフォーム項目はどのように作ればいいの?方法とおすすめツール紹介

アンケートフォーム
アンケートフォーム

アンケートをより効果的なものにするには、実施目的やターゲットによって種類・回答形式・選択肢などを細かく使い分ける必要があります。

そのため、アンケートフォームを自身で作成する場合は、どのような項目を設定すべきか悩むこともあるでしょう。

そこで今回は、アンケート作成時のポイント・各種アンケートに必要な項目とテンプレートについて紹介します。

なお、ChatGPTを活用してスピーディーなアンケートフォーム作成ができるツールをお探しであれば「クライゼルのフォーム作成機能」をぜひご活用ください。

アンケートフォーム作成時におさえるべき3つのポイント

欲しい結果を確実に得るために、アンケートフォーム作成の段階で決めておくべき3つのポイントを説明します。

実施目的を明確にする

はじめに、アンケート実施の目的を定義することが大切です。ゴールが明確でなければ、得られる結果も曖昧なものになります。

何のためにアンケートを行うのか・データをどのように活用したいのかを具体的に設定しましょう。

以下2点を意識すると、より効果的なアンケートが作成できます。

ターゲットをはっきりさせる

アンケートの目的に応じて、ターゲットを決めておきましょう。

条件を絞らずにアンケートを行うと、欲しい情報を得られない可能性があるためです。

性別や年齢をはじめ、自社商品購入の有無・会員登録の有無など、目的に合わせて細かく決めておくとアンケート作成がスムーズになります。

回答率を決める

アンケートで回収したい回答数や目安を決めることも重要です。

回答数が少なすぎると結果に偏りが生じ、欲しい情報が埋もれるリスクがあります。特定の条件でターゲットを絞る場合は100サンプル以上、不特定多数がターゲットの場合は1,000サンプル以上回収できるのが理想です。

アンケートのフォーマットを決める

続いて、アンケートのフォーマットを決めましょう。おもな方法としてはWeb・紙媒体の2種類があり、メール・郵送・FAXなどで送信できます。

特にWebアンケートは、作成や集計にかかるコストが抑えられる・回答や送信を手軽に行えるなど、企業とユーザーどちらにとってもメリットのある方法です。

アンケート内容を細かく設定する

アンケートの概要が定まり次第、形式・設問内容の決定に移ります。

質問項目はアンケートの種類により異なりますが、ここでは共通する作成時のポイントを3つ紹介します。

回答しやすい数に絞る

回答者が離脱しないように、設問数を過剰に増やさないことが重要です。

各設問の目的を明確にし、類似した内容や不要な情報が含まれていないかを判断しましょう。

解釈が複数ある質問は避ける

設問内容について、複数の意味を持つものは避けましょう。

誤解を招かずに正確な情報を得るために、以下のポイントに注意することが大切です。

  • 一つの設問につき、一つの質問をする
  • 曖昧な表現は避ける
  • 専門用語は分かりやすい言葉に置き換える

質問によって回答形式を変える

アンケートで用いられる回答形式は、おもに以下の8種類です。

回答形式 概要
単一回答 選択肢の中から一つを選ぶ回答形式
複数回答 当てはまる選択肢を複数選ぶ回答形式
自由回答 選択肢を用意せず、回答者に自由に答えてもらう形式
制限マルチ 選択肢を設けて、回答数に制限をかける形式
順位型 重要度が高いものから順位をつけてもらう形式
数値配分法 重要度に応じて点数をつけてもらう形式
マトリクス 複数の回答項目が一つの表にまとめられている形式
評定尺度法 評価段階(スケール)の中から一つを選ぶ回答形式

回答しやすい形式は設問によって異なるため、状況ごとに使い分けましょう。

今すぐ使える!アンケートフォームの例文・テンプレート紹介

ここからは各種アンケートごとに設けるべき項目と、すぐ使えるテンプレートについて紹介します。

アンケート作成時の参考にしてみてください。

顧客満足度アンケート

顧客満足度アンケートは、購入した商品やサービスに対するユーザーの意見を集めるためのものです。得られた情報は、商品の改善やサービスの向上に役立ちます。

顧客満足度アンケートで聞くべき項目とテンプレートは以下の通りです。

お客様情報については、アンケートの目的やゴールに応じて項目数を調整しましょう。それ以外の項目は、回答しやすいように選択肢を用意しておくのがおすすめです。

また「その他」の項目を設定すれば、ユーザーが自由に回答しやすいうえ、有益情報が得られるかもしれません。

さらに、アンケートの目的や個人情報の取り扱い方について明記しておくことで、ユーザーの安心感も高まります。

1. お客様情報(氏名、年齢、住所など)

質問項目 質問例 回答
形式
回答例
氏名・年齢・住所
など
自由
回答
来店頻度や購入頻度 ○○にご訪問いただいたのは
何回目ですか?
単一
回答
・初めて
・2回目
・3回目以上
○○の利用頻度はどれくらいですか? ・毎日
・週に2、3回
・週に1回
・月に1回
・2、3ヶ月に1回
・半年に1回
一緒に利用している人 ○○に一緒にいらっしゃった人は
誰ですか?
・1人
・家族
・友人
・恋人、夫婦
・仕事関係者
・その他

2. 商品やサービスを知ったきっかけ

質問項目 質問例 回答
形式
回答例
商品やサービスを見聞きした
タイミング
商品を知ったきっかけは
何ですか?
複数
回答
・テレビ
・新聞
・雑誌
・ラジオ
・電車、バスの広告
・看板
・インターネット検索
・インターネット広告
・SNS
・Webサイト、ブ

・メールマガジン
・チラシ
・家族、知人からの紹介
・その他

3. 購入理由(目的、利用シーンなど)

質問項目 質問例 回答
形式
回答例
商品・サービスの購入理由 商品を購入した理由を
教えてください。
複数
回答
・機能性が高い
・品質が良い
・価格が安い
・デザイン
・使いやすい
・メディアでの紹介
・知名度が高い
・その他
来店理由 訪問した理由を
すべて選択してください。
複数
回答
・知名度があ
・広告を見た
・話題になっていた
・立地・ロケーションが良い
・定員の対応が良い
・口コミでの評判が良い
・価格が手頃
・以前に利用したことがあった
・その他
商品・サービスの利用シーン 商品を購入した目的を
教えてください。
単一
回答
・自分用
・プレゼント用
・その他

4. 商品やサービスに対する満足度

質問項目 質問例 回答形式 回答例
満足度について ○○についてご満足いただけましたか? 単一回答または評定尺度法(5段階評価) ・非常に満足している
・やや満足している
・どちらともいえない
・あまり満足していない
・まったく満足していない
○○のサービスの質についてどう思いますか? 単一回答または評定尺度法(5段階評価) ・とても良い
・良い
・普通
・あまり良くない
・悪い
今後の利用について ○○を今後も利用したいと思いますか? 単一回答または評定尺度法(5段階評価) ・強く思う
・思う
・どちらともいえない
・あまり思わない
・まったく思わない
○○を他の人にも紹介したいと思いますか?

5. その他

質問項目 質問例 回答形式 回答例
ご意見・ご要望 弊社のサービスについてご意見やご要望がございましたら、ぜひお聞かせください。 自由回答
今後のサービス案内について 今後、サービスに関するお知らせを
お送りしてもよろしいでしょうか。
単一回答 ・はい
(メールアドレス、電話番号などを記入)
・いいえ

イベントアンケート

イベント開催時、参加者にむけてアンケートを行うこともあります。来場者の傾向を知れるため、今後の事業における集客効率化が見込めます。

イベントアンケートに必要な項目は以下の4つです。

回答のしやすさを重視して、設問はシンプルかつ長すぎないようにしましょう。また余裕のあるスケジュールを組むことにより、イベント内で回答できる時間を確保することも大切です。イベントの満足度を具体的に聞き出したい場合には、質問項目を複数用意するマトリクス形式がおすすめです。

1. 参加者の基本情報

質問項目 質問例 回答形式 回答例
氏名・年齢・居住地など 自由回答

2. イベントを知ったきっかけ

質問項目 質問例 回答
形式
回答例
イベントを見聞きした
タイミング
今回のイベントを知った
きっかけは何ですか?
複数
回答
(顧客満足度アンケートと同じ)

3. イベントに対する満足度と理由

質問項目 質問例 回答形式 回答例
イベントの満足度 今回のイベントについて、
総合的にどのくらい満足していますか?
単一回答または評定尺度法(5段階評価) ・非常に満足している
・やや満足している
・どちらともいえない
・あまり満足していない
・まったく満足していない
今回のイベントの満足度について、具体的に教えてください。 マトリクス (1)イベント内容
(2)時間配分
(3)会場など
イベントの満足理由 前問のように回答した理由を
お書きください。
自由回答

4. 今後のイベント参加について、その他

質問項目 質問例 回答形式 回答例
今後のイベント参加意思の有無 またイベントに参加したいと思いますか? 単一回答 ・はい
・いいえ
ご意見・ご要望 今回のイベントに対してご意見・ご要望がございましたら、ご自由にお書きください。 自由回答

セミナーアンケート

セミナーは、特定のテーマに興味のある人々を集め、講演や研修を行うイベントです。

開催後にアンケートを実施して、参加者の悩みを引き出し、アフターフォローにつなげましょう。

セミナーアンケートに必要な項目は以下の通りです。

顧客情報を細かく知りたい場合には、セミナー受講前後の変化・ビジネスで抱えている悩みや課題について深掘りしても良いでしょう。

また、スマホ配信のアンケートであれば設問をよりシンプルにするなど、回答の負担をかけないような工夫が必要です。

1. セミナーに関する満足度と理由

質問項目 質問例 回答形式 回答例
満足度 今回のセミナーの全体的な内容について、ご満足いただけましたか? 単一回答または評定尺度法(5段階評価) ・満足
・やや満足
・どちらでもない
・やや不満
・不満
以下の項目について、ご感想をお聞かせください。 マトリクス (1)内容の分かりやすさ
(2)進行のスピード
(3)スタッフの対応など

2. 今後のセミナー参加について

質問項目 質問例 回答形式 回答例
今後のセミナー参加意思の有無 次回のセミナーにもご参加いただける予定ですか? 単一
回答
・参加したい
・どちらでもない、検討中
・内容によっては参加したい・参加しない

3. お知らせ、ニュース配信について

質問項目 質問例 回答形式 回答例
お知らせ、ニュース配信の希望 今後、弊社からメールにて最新のニュースをお届けしても良いでしょうか? 単一回答 ・配信を希望する
(名前、メールアドレス記入)
・配信を希望しない

4. ご意見やご要望

質問項目 質問例 回答形式 回答例
次回のセミナー 次回のセミナー内容について、具体的な要望があればこちらでお聞かせください。 自由回答
今回のセミナー、その他 そのほか、今回のセミナーへのご感想や弊社へのご要望がありましたらお聞かせください。 自由回答

従業員満足度調査

従業員満足度調査(ES調査)は、自社の従業員が仕事にどれだけ満足しているかを知るためのアンケートです。

現場の声を経営方針に反映させることで、従業員のモチベーションやパフォーマンス向上につながります。その結果、企業の業績向上や顧客満足度の向上にも寄与できるでしょう。

従業員満足度調査で聞くべき項目は以下の4つです。

従業員の基本情報以外は、5段階評価(とてもそう思う・そう思う・どちらでもない・そう思わない・まったくそう思わない)の中から選択する方法が一般的です。

従業員満足度調査で聞くべき項目とテンプレートは以下の通りです。

1. 従業員の基本情報

質問項目 質問例
性別、年齢、役職、入社年など 性別を教えてください(任意)。
年齢(年代)を教えてください。
所属部署・役職を教えてください。
入社して何年目ですか(入社年を教えてください)。

2. 動機付け要因(満足感を引き起こすもの)

質問項目 質問例
業務内容 現在の仕事はやりがいがある
現在の仕事に対して強い興味・関心がある
仕事内容が自分の適性に合っていると感じる
自分の考えで仕事を進めることができる
評価・目標 自分の仕事に対して適正な評価が得られている
仕事を通じてスキルや能力を身に付けられる
現在の仕事が自分の成長につながると感じる
仕事を通じて達成したい目標がある

3. 衛生要因(不満を引き起こすもの)

質問項目 質問例
会社の方針・経営 会社のビジョンや経営方針に共感し、その達成に貢献したいと思う
会社の経営方針や事業計画など、経営に関する情報をタイムリーに知ることができる
会社の業績(収益性、成長性など)に満足している
経営者は社員を信頼し期待する姿勢がある
経営者は社員を大切にしている
給与・待遇・
福利厚生
給与は業務の内容や成果に対して相応だと感じる
労働時間は適切だと感じる
希望する日数・日程で休暇を取得できている
自己啓発やスキルアップを支援する制度が整っていると思う
労働環境の整備・改善につながる制度が整っていると思う
現在の福利厚生に満足している
人事制度・人材育成制度 人事制度の仕組みや評価指標に納得している
職能や階層に応じた従業員教育を体系的に行っていると思う
配置転換やキャリア形成について相談できる体制が整っている
職場環境 業務を円滑に遂行するために必要な設備や環境が整っている
職場の人間関係は良好だと感じる
職場のコミュニケーションや情報共有は円滑に行われている
業務の合間のリフレッシュに利用できる場所や設備がある
上司 上司との相性が良く、信頼関係を構築できている
業務の遂行にあたり、上司と円滑な連携やコミュニケーションができている
上司の指示や指導は明確で適切だと感じる
上司は自分の成長につながる指導やフィードバックをしてくれる
自分や同僚に対する上司の評価は客観的で公平だと感じる
組織風土 社員の自主性を尊重する組織風土がある
社員の向上心や成長意欲を伸ばす組織風土がある
上司や同僚に相談しやすい雰囲気がある
ワークライフバランス 現在の業務量は適正だと思う
残業時間は無理のない範囲に収まっている
業務において過度な負担が強いられることはない
ワークライフバランスが維持できていると感じる
コンプライアンス・
法令遵守
業務プロセスは法令を遵守して健全に遂行されていると思う
法令を遵守するための教育・管理が徹底されていると思う
セクハラやパワハラなどのハラスメント対策が行われていると思う
コンプライアンス違反があった場合に相談しやすい体制が整っている

4. 総合評価

質問項目 質問例
現在の職場で働いていることに満足している
この会社で働いていることを誇りに思っている
今後もこの会社で働き続けたい

アンケートフォーム作成にはAIが便利!そのメリットとは

アンケートフォームの項目について解説してきましたが、近年はAIを用いたフォーム作成が可能です。

ここからは、アンケートフォームをAIで作成するメリットを3つ紹介します。

フォーム作成のコスト削減につながる

アンケートの目的を入力すると、AIが自動で設問を作成してくれるため、項目を考える手間を省けます。

特に項目数の多いアンケートでは、作成・集計にかかる時間を大幅に短縮可能です。

豊富な選択肢を提示してくれる

設問・回答形式・選択肢を提示するスピードに加えて、種類の多さもAIの魅力です。

もし納得がいかない場合でも、時間をかけずに豊富な候補を用意してくれます。

集計・分析をサポートしてくれる

アンケートの回収後、データの集計・分析・改善策の提案まで、幅広くサポートしてくれます。特に記述式の回答に関しては、注目すべき部分を判断し抽出し、今後の取り組みについて提案してくれます。

おすすめのアンケートフォーム作成ツール3選

では、実際にAIを導入しているアンケートフォーム作成ツールには、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは3つのツールをピックアップして紹介します。

トライコーン株式会社:クライゼル

クライゼルでは、オリジナルのフォーム作成支援機能として「ChatGPT」を活用しています。アンケート作成を指示するだけで、約1分で項目が提示されます。

AIへの指示文をサンプルから選び必要に応じてブラッシュアップを行ったあとにボタンを押せば、データベースと同時にフォームの自動生成も可能です。本来アンケート作成時に必要となるプログラミング作業が、どなたでもボタン一つで簡単に行えます。

また、クライゼルはアンケートで取得したデータをkintoneやsalesforceなどの他クラウドサービスへ手軽に連携できます。

顧客情報は別クラウドサービスで管理している場合は、クライゼルはとても便利です。

今なら14日間無料お試し期間実施中なので、この機会にAIサポート機能の使い心地を体験してみてはいかがでしょうか。

クライゼル×ChatGPTバナー

Googleフォーム

Googleフォームとは、アンケートやお問い合わせなど、さまざまな目的に合わせて活用できるGoogle提供のフォーム作成ツールです。

Googleアカウントを持っていれば誰でも利用できる上、無料でカンタンにフォームを作成できます。ただ、デザインを自由にカスタマイズできないため、企業での利用シーンは限られるでしょう。

Googleフォームを使ったアンケートフォームの作成の仕方を下記記事でご紹介していますので、合わせてご覧ください。

アイブリッジ株式会社:Freeasy(フリージー)

Freeasyは、アンケート画面作成から集計までを自身で管理できるセルフ型ツールです。

なかでも特徴的なのが、AIによるアンケート調査モニターの品質管理です。1問1回答10円の料金で、不適切と思われる回答者を抽出・除外するクリーニング機能が利用できるため、アンケート実施の効率化が見込めます。

FreeasyASPフリープランであれば、月1回50問×3,000人までのアンケートが無料で作成できます。

まとめ:アンケートフォームを作成するならクライゼルがおすすめ

アンケートフォームの作成をスムーズに行うためのポイントや、各種アンケートで必要な設問について紹介しました。

アンケートは、貴重な意見をより多くの対象者から集めるための有効な手段です。ただし、目的や対象の条件に応じて、アンケートの内容や方法を適切に調整する必要があります。そのため、自分たちだけでアンケートを一から作成するのは大変な負担です。

そんな場合には、今回ご紹介した「クライゼル」をぜひご活用ください。

アンケートの作成、集計、分析にかかるコストを削減したい方は、ぜひご検討ください。

弊社の多彩な業務で使える高セキュリティなCRMプラットフォーム「クライゼル」のカタログは下記からダウンロードいただけます。機能・料金表の記載もありますので、ぜひご覧ください。
服部誠

トライコーン(株)取締役兼マーケティング統括。
Web広告、CRM、CDP、データ可視化などお客様のwebマーケティングの課題解決に長年従事。
Salesforce Marketing cloud メールスペシャリスト / アドミニストレータ / コンサルタントおよび、Salesforce アドミニストレータの各認定資格を保持。

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