顧客管理はビジネスにおいて重要な業務の一つですが、顧客管理業務の効率化で悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、業務効率化ツール「kintone」を活用した顧客管理の方法や便利な連携サービスなどを紹介します。
特にwebサイトからの営業お問合せ管理と顧客管理を合わせて実施し、それら効率化を図りたい方には、CRMプラットフォーム「クライゼル」とkintoneの連携がおすすめです。
弊社では、kintoneとクライゼルを連携して、営業効率を上げるお問合わせフォーム運用並びに、顧客管理を行っています。その事例を資料にまとめていますので、ぜひこちらよりダウンロードください。
また、弊社はサイボウズのオフィシャルパートナーです。kintoneの導入支援やアプリ開発も承っております。よろしければ弊社の導入支援サービスもご覧ください。
kintoneで顧客管理業務を効率化!
kintoneを利用することで情報の一元管理が可能です。これにより、散在する顧客情報や案件情報が1ヶ所に集約されます。
また、出先からでも情報の確認が可能で、テレワークなどの柔軟な働き方をサポートします。
リマインダー機能を使えば、重要なアクションや期限が近いタスクの通知を受け取ることができるため、顧客対応やタスクの抜け漏れも防ぐことができるでしょう。
kintoneで顧客管理を行う方法は?
kintoneを利用して顧客管理を行うと、エクセルでの顧客管理と比較して業務効率が大幅にアップします。
ここでは、kintoneをつかった顧客管理の具体的な始め方について確認していきましょう。
サンプルアプリを利用する
kintoneには、多くのサンプルアプリが提供されており、これを利用することで初心者でも簡単に顧客管理を始められます。
標準でkintoneに準備されている顧客管理サンプルアプリは、基本的な顧客情報や案件データの管理ができる構造になっており、これをベースにカスタマイズすることで、自社の業務フローに合わせたアプリケーションを作成可能です。
特にkintone を初めて利用する方や、開発の人員が限られている中小企業にとって、サンプルアプリは役に立つツールとなるでしょう。
顧客管理アプリを自作する
kintoneでは、自社業務に合わせた顧客管理アプリを自作することもできます。
アプリはドラッグ&ドロップで項目を配置しながら、ゼロからデザイン可能です。既存のExcelファイルやCSVファイルがある場合も、それらを利用してアプリを構築することができます。
そうすることで、いままでエクセルで管理していた管理項目をそのままアプリ化できるので、いままでの運用を踏襲することができ、エクセルでは実施しにくかった複数人数での利用などを実現できます。
顧客管理アプリを外注する
顧客管理アプリの開発を外部の専門業者に依頼する方法もあります。
外注することで、自社の仕様に合った高品質なアプリの開発が期待でき、社内リソースの節約や業務の効率化が図れます。
一方で、コストや納期など外注先とのこまめな調整が必要となるので、パートナー選びと契約内容の確認を慎重に行う必要があります。
kintoneのパートナー選びに関してはこちらの記事も参考にしてください。
顧客管理ができる連携サービスを利用する
kintone では、さまざまな連携サービスを利用することで、顧客管理業務の効率化やオリジナル機能の拡張が可能です。
例えば一部のサービスでは、見込み客からのお問合せから顧客情報やお問合わせ内容をkintone アプリに直接格納し、アプリで顧客やお問合わせ内容、商談の情報を一元管理できます。これにより、業務の流れがスムーズになり、管理業務にかかる時間や手間を減らすことができます。
kintoneで顧客管理を行うなら連携サービスがおすすめ
ここでは、kintone と連携サービスを組み合わせた顧客管理がおすすめな理由、連携サービスを使った顧客管理の方法を解説します。
連携サービスがおすすめな理由
kintone と連携サービスを活用することで、以下のようなメリットがあります。
お問合わせ入力
kintoneは社内の業務改善プラットフォームです。よって、kintoneの標準フォームではkintoneアカウントがない方からのお問合わせ入力はできません。そこでkintone連携サービスを利用すると、kintoneアカウントを持たない方がお問合わせフォームに情報を入力でき、同時に直接データをkintoneに格納することができます。
多くの会社では、営業お問合わせから顧客管理が始まりますので、お問合わせ管理と顧客管理は密接な関係にあります。
業務の効率化
連携サービスとkintone間でデータ連携すれば、kintoneだけではできない顧客と関係構築するための施策を実現できます。例えば、メールマーケティングや会員ページの提供、アンケートの実施などです。
連携サービスで顧客管理を効率的に行う方法
kintoneは業務改善プラットフォームですので、顧客との接点となるフォーム、メール配信、会員サイトを構築することはできません。
kintoneで顧客管理を行う上でまず実現したいのが、お問合わせフォームやサービス申し込みフォームと業務で使っているkintoneを連携させることです。そうすることで、webからのお問合わせや各種お申込みからその後の業務フローを円滑にまわすことが可能になります。
kintoneの連携サービスとして登録されているクライゼルを使うと、カンタンに各種フォームとkintoneを連携させることができます。
その内容に関しては、こちらを参照ください。
kintoneによる顧客管理の成功事例
ここでは、当社のkintoneと連携サービスクライゼルを活用した顧客管理の事例を紹介します。
トライコーンでは、kintoneとクライゼルを連携させて顧客対応業務と顧客管理を効果的に行っています。
クライゼルはトライコーンのCRMプラットフォームです。また、クライゼルはkintone連携サービスでもありますので、kintoneとクライゼルを連携させて様々な業務課題を解決しています。 ここではクライゼルで作成したお問合わせフォームから入力されたデータをkintoneに自動連携し、問い合わせの受付から営業活動の入力とその管理方法までが統一された事例を説明します。 kintone導入前は、営業進捗管理や目標の予実管理はエクセルの共有シートで行われていましたが、エクセルの不具合やデータの整合性の問題、活動報告の不明瞭さなど多くの課題がありました。 しかし、kintoneとクライゼルの導入によりこれらの課題が解消され、一連のプロセス管理がスムーズに行えるようになりました。 kintoneとクライゼルの連携により、問い合わせがリアルタイムでkintoneに連携され、営業担当へのアサイン通知も効率的に行えるようになりました。 またkintoneのアプリに営業活動履歴も詳細に記載でき、営業活動の可視化が向上し、マネージャーから営業マンへの商談に関する問い合わせも減少しました。 もちろん、クライゼルを使ったメールマーケティングも実施しており、着実にサービスに関するお問合わせ件数も増加しています。 |
このようにkintoneは、顧客管理業務の効率化と営業活動の質の向上に大いに寄与していることがうかがえます。
なお、トライコーンで実践している顧客対応業務と顧客管理方法にご興味ございましたらお気軽にお問合わせください。クライゼルとkintoneを使った具体的な構築方法をご説明させていただきます。
kintoneで顧客管理を行うならクライゼルを活用しよう!
今回は、kintoneを活用した顧客管理の方法やクライゼルとの連携例などを紹介しました。
kintoneを使用することで、情報の一元管理、業務効率化、柔軟なカスタマイズが可能となり、業務プロセスの改善が期待できます。
また、クライゼルを利用することでお問合わせフォームの作成、メールマーケティングなどkintone単体では実現できないCRM活動を実現できます。
kintoneとクライゼルを連携することで、CRM(顧客関係管理)と顧客管理を共に実現できます。
顧客管理を行う際は、kintone とクライゼルを活用し、ビジネスのさらなる成長と業務効率化を図ってみてはいかがでしょうか。
kintone連携できるクライゼルに関してはこちらにまとめてあります。ぜひ、ご覧ください。